こんにちは!
元留学アドバイザーの めぐみ です。
マルタ留学をするなら早めに調べておきたいのが、留学費用。
なぜなら、留学の資金計画は重要で、万が一お金が足りなくなれば生活が立ち行かなくなるからです。
そこで今回は、マルタ留学の費用がいくらかかるかを解説します。
お金に余裕がない人に向け、費用をおさえるコツも紹介するので、参考にしてくださいね。
マルタ留学にかかる費用はいくら?
マルタ留学にかかる費用はいくらか発表します。語学学校に通った場合の費用を試算しました。
(1ユーロ=145円で計算)
結論からいうと、かかる費用は1か月で約35万円〜、1年で約288万円〜です。
内訳には以下の金額が含まれています。
項目 | 1か月 | 1年 |
---|---|---|
学費(語学学校) | 12万円〜23万円 | 144万円〜276万円 |
航空券代(往復) | 10万円〜15万円 | |
保険代 | 1万円〜2万円 | 12万円〜24万円 |
ビザ(学生ビザの場合) | 約1万円 | |
パスポート発行 | 11,000円〜16,000円 | |
滞在費 | 5万円〜18万円 | 60万円〜216万円 |
生活費 | 5万円〜6万円 | 60万円〜75万円 |
これから、各項目について詳しく説明しますね。
学費
語学学校の学費は、1週間で200ユーロ〜400ユーロが相場。
受講期間が長いほど、週あたりの授業料は安くなるのが一般的です。
※入学金、教材費は別途かかる
ちなみに大学の学費相場は以下のとおりです。
大学の学費相場(年間・学士プログラムの場合)
- 約8,000ユーロ〜14,000ユーロ(約116万円〜203万円)
北米やオーストラリアなどの学費と比べると安いです!
航空券代
航空券の相場は、往復で10万円〜15万円ほどです。
※渡航時期や購入のタイミングにより、金額は変動します。
2022年12月現在、日本とマルタを結ぶ直行便はないため、ヨーロッパ国内などで乗り継ぎが必須です。
保険代
保険は日本の海外旅行保険か現地の保険の2種類に分けられます。
保険代はプランによって異なるものの、日本の保険ならば、月1万円〜2万円ほどです。
なお、マルタでは90日以上滞在し学生ビザを申請する場合、英文の付保証明書にパスポート番号を記載して提出しなくてはなりません。
保険会社を選ぶ時は、これに対応しているかを確認しておくと良いでしょう。
ビザ
マルタに90日以上滞在する場合は、ビザを申請しなくてはなりません。
ビザはマルタ入国後に現地で申請しますが、学生ビザの費用は70ユーロ(約1万円)です。
3か月を超えフルタイム(1週間で20時間以上)で学校に通う場合、学生ビザの取得が義務付けられます。
パスポート
パスポートを持っていない場合は、新規に発行する費用もかかります。
金額は、パスポートの有効期限によって異なります。
パスポートの発行費用
- 有効期限が5年の場合:11,000円
- 有効期限が10年の場合:16,000円
この他に、パスポート用の写真撮影代や戸籍謄本などの取得の費用もかかりますよ。
(参考:パスポートの申請から受領まで)
滞在費
費用は、暮らす家のタイプにより変わります。費用をおさえるならシェアハウスがおすすめです。
水道光熱費やインターネット利用料は家賃に含まれていることもありますが、別で支払う場合もあるので契約時に確認しましょう。
家賃の相場は以下のとおりです。
家賃の相場
- ホームステイ:月12万円〜18万円
- シェアハウス:月5万円〜10万円
- 学生寮:月10万円〜15万円
また、ホームステイや学生寮の場合、部屋を手配する手数料もかかります(約2万円〜4万円)。
生活費
生活費には、食費、消耗品費、携帯代、交通費などが含まれています。
マルタは他のヨーロッパ諸国に比べ物価が安いことで有名ですが、外食すると日本より割高になるので注意しましょう。
スーパーなどで買える多くの食品は、東京より安価に入手できます。
携帯代は、月額1,500円くらいからのプランが見つかります。
交通費は、バスの月額利用なら26ユーロ(約3,800円)くらいかかります。
マルタ留学で費用をおさえるコツ
次に、マルタ留学で費用をおさえるコツも解説します。
留学エージェントの割引を使う
留学エージェントを通して語学学校などに申し込むと、通常価格よりも授業料が安くなる場合があります。
詳しくは、マルタの留学を扱うエージェントに問い合わせてみましょう。
奨学金を使う
日本や海外政府・教育機関などの奨学金を使えば、学費を節約できます。
年齢や参加するプログラムなどによって応募できる奨学金は変わるので、募集要項をチェックてくださいね。
また、給付型(=返済不要)奨学金は競争率が高く、奨学金をもらえないこともあります。
奨学金がもらえないケースも考えた上で、資金計画を立てましょう!
日本学生支援機構の「海外留学奨学金検索サイト」は、たくさんの奨学金情報が手に入るのでおすすめです!
格安航空券や乗り継ぎ便を使う
飛行機は格安航空券や乗り継ぎ便を使えば、安く渡航することができます。
航空券の値段比較サイトで検索したり、格安航空券を手配してくれる旅行会社や留学エージェントを探すなどして、お得な航空券をゲットしましょう。
ただし、乗り継ぎ時間が1時間前後などの航空券もあるのでご注意を。
入国手続きや移動を考え、最低でも2時間以上あるものを選ぶのが良いでしょう。
外食はできるだけしない
先にも触れたとおり、マルタは日本より外食の費用が高いです。
その一方で、食材は日本より安いものもあるため、外食をできるだけ減らして自炊をすれば節約につながります。
中古品を買う
Facebook Marketplaceのような、個人間で不用品を売買できるサイトを利用すると、洋服や家具などが安く買えます。
反対に不用品を売って、生活費の足しにすることも可能です。
マルタで使えそうな中古品売買のプラットフォームへのリンクを貼っておきます。
中古品売買のプラットフォーム
安いシェアハウスを探す
シェアハウスは、ホームステイや学生寮に比べれば安くに滞在できます。
できるだけ家賃の安いシェアハウスを探せば、毎月の固定費を大きく節約することができますね。
まとめ
今回はマルタ留学の費用・費用をおさえるコツについて解説しました。
最後に費用を確認しておきましょう。
語学留学の費用(1ユーロ=145円で計算)
- 1か月:約35万円〜
- 1年:約288万円〜
お金が足りそうな場合は、留学の具体的な計画に移りましょう。マルタ留学を扱うエージェントに相談するとスムーズに計画が立てられますよ。
一方、お金がまだ足りないなら、まずは日本で英語力をアップさせましょう!
英語力があれば、もしも将来留学に行ったとしても、語学学校に通う期間を減らせ、学費が安く済みます。
英語学習におすすめの書籍は、本サイトの「英語勉強の書籍」のカテゴリに載せているのでチェックしてみてくださいね!