こんにちは!
元留学アドバイザーの めぐみ です。
イギリスは、日本人がよく行く留学先のひとつ。イギリス留学に行くか迷っている人は、留学するメリットが何なのか気になるのでは?
そこで今回はイギリス留学のメリット、そしてデメリットも解説します。
イギリス留学をするメリット
まずは、イギリス留学のメリットから解説します。
イギリス英語が身につく
メリットの1点目は、イギリス英語が身につくこと。
高貴な響きのイギリス英語に憧れている人は、やはり英語発祥のイギリスで学ぶのが良いでしょう!
イギリスには語学学校がたくさんあります。
例えば「English UK course finder 」で「一般&集中英語(General & Intensive English)」コースを提供する機関を検索すると、200以上の機関・500以上のコースがヒットします。(2022年11月現在)
学校外でも、地元の人々と関わりを持てば、イギリス英語特有の言い回しや文化を学ぶことができます。
異国情緒あふれる町並み
次のメリットは、異国情緒あふれる町並み。
海外と言っても、国や地域によってはアジア人街が多く、「海外に来た感じがしない......」と感じる人もいます。
でもイギリスでは映画や本から飛び出してきたような、異国情緒あふれる町並みが楽しめるでしょう。
複数の就労ビザがある
次のメリットは、複数の就労ビザがあること。
イギリスには複数の就労ビザがあり、中でも代表的なのは「ワーキングホリデービザ」と「Graduate Visa」です。
Graduate Visaはイギリスの大学・大学院を卒業すると申請できる就労ビザで、最低でも2年間滞在が可能です。
海外で長く働いてみたい!という人はイギリス留学をチェックしてみては?
日本人が少なめ
次のメリットは日本人が少なめなこと。
イギリスは、北米やオーストラリアなどの人気留学先と比べれば、日本人の留学生が少なめです。
2019年度の独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の調査によれば、国別日本人留学生数で、イギリスは第5位でした。(1位アメリカ、2位オーストラリア、3位カナダ、4位韓国)
日本語を断ち、英語力をしっかり伸ばしたい人にはイギリスがおすすめ!
芸術鑑賞が0円
最後のメリットは芸術鑑賞が0円なこと。
イギリスでは、美術館・博物館の入館料(常設展)が無料であることが多いんです!
アート専攻の人や、芸術鑑賞が好きな人は注目のポイントですね。
イギリス留学をするデメリット
次に、イギリス留学のデメリットも解説します。
物価が高い
最初に挙げたいデメリットは物価が高いこと。
イギリスは日本に比べ、物価が高いことが多いです。特に外食は割高で、1.2〜2倍くらいの値段がします。
それから家賃も上昇しているので、留学生が探している家賃が安めの物件は見つかりにくいです......。
雨や曇りの日が多い
次のデメリットは雨や曇りの日が多いこと。
イギリスは雨や曇りの日が多い国として有名です。
ただし、強い雨になるというよりは、小雨やどんより曇った日が多いです。
私の暮らすカナダ・バンクーバーもそのような天候なのでわかるのですが、天気が悪いと気分や体調が悪くなる人もいます。
また、天気に左右され、外出が思うように楽しめないこともあります。
家探しに苦労する
次のデメリットは家探しに苦労すること。
先に説明した通り、イギリスでは住宅価格の高騰や住宅不足が問題となっています(特にロンドンなど都会では顕著です)。
なので、シェアハウス探しに苦労する人が多いです。
下記で説明されているような詐欺物件にも注意しないといけませんね......
語学要件が厳しい
最後に挙げるデメリットは、語学要件が厳しいこと。
これは、大学や大学院留学する場合にデメリットとなることです。
大学や大学院に留学する場合、入学時点で学校が定める語学スコアを取得している必要があります。
そしてイギリスの大学や大学院は、他国に比べこの語学要件が高い傾向にあります。
Undergraduate(学士過程)であってもIELTS7.0以上を条件に掲げている大学が多いです(他の国だと6.0〜6.5くらい)。
IELTSしか認めていない学校もあるので入学条件をよく確認しましょう。
まとめ
今回は、イギリス留学のメリット、デメリットを解説しました。
簡単にまとめると、イギリスは、イギリス英語を学びたい人や、日本人が少なめの環境で留学したい人などにおすすめできる留学先です。
反面、天気に気分を左右されやすい人や、大学進学希望だけどIELTSのスコアが低めの人にはあまりおすすめしません。
この記事でイギリス留学に行きたい気持ちが高まったという人は、ぜひイギリス留学でおすすめのエージェントもチェックしてみてください。